＊＊＊＊＊＊＊オリンパスのシステム生物顕微鏡、CH40LF100型です。品ですが、本体には経年変化による塗装の劣化やキズが少なく、使用感が少なく、全体にきれいです。知るヒトぞ知るシステム顕微鏡として位相差顕微鏡、蛍光顕微鏡、偏光顕微鏡などとして広く応用できる顕微鏡です。 ＊＊＊＊＊＊＊ベアリングなど動く部分はグリースアップして調整してありますので、数年はランプやヒューズの消耗品を除いて、メンテナンスの必要はないと思います。各部の動き(ステージの上下の粗動・微動、クレンメルの前後・左右、コンデンサーレンズの上下、接眼レンズの左右調節)もスムーズです。 ＊＊＊＊＊＊＊ステージの表面に横に走るかすかに浅いキズがありますが、そのほかはきれいで、クレンメルはきれいでプレパラートの移動には問題ありません。写真をご参照ください。 ＊＊＊＊＊＊＊接眼レンズWHK１０X/２０L（広視野用）：２個 接眼レンズカバー ２個 ＊＊＊＊＊＊＊対物レンズ（合計4個） Ａ４、0.10 160/0.17 1個 A１０、0.25 160/0.17 1個 A４０、0.65 160/0.17 1個 A１００、1.30 Oil 160/0.17 1個） ＊＊＊＊＊＊＊コンデンサーレンズ：1.25 1個 ＊＊＊＊＊＊補助レンズ：１個 ＊＊＊＊＊＊＊ブルーフィルター１枚 ＊＊＊＊＊＊＊いずれもオリンパス純正で、対物レンズ・接眼レンズとも外観に目立つキズは見られず、さらにレンズ内の曇りやカビなどは確認したところ見当たらず、光学系はきれいです。また鏡筒の中のプリズムは掃除をしてあり、視野もきれいで、使用に特に問題ありません。ミクロの写真でご判断ください。 ＊＊＊＊＊＊＊４０倍までの対物レンズ（１０X40=400倍）で十分だと思いますが１００倍の組み合わせ（１０X100=1000倍)も良好で、サンプル（胃の粘膜のＨＥ染色したもの）の写真（３脚で固定したコンパクトデジカメCanon IXY DIGITAL １１１０IS ;１０００万画素で接眼レンズから撮影）で、４００倍、１０００倍の画像でもお分かりのように非常に鮮明で、デジカメのズームで撮影した画像も載せました。胃の粘膜細胞や血管内の赤血球や細胞の核も鮮明に見ることができます。特にコンデンサーレンズの絞りと上下の調整によりすごく鮮明にコントラストをつけて観れます。 ＊＊＊＊＊＊＊ハロゲンランプ３０Wは明るさも十分で、解像度もすばらしく実際の肉眼での観察は画像よりさらにシャープです。画像をみていただければ納得いただけると思います。 ＊＊＊＊＊＊＊水虫（白癬症）の検査も説明書にしたがって簡単に出来ます。画像に水虫の白癬菌をのせました。白い曲がった浮き上がったようなのが、水虫の白癬菌です。希望者には水虫の検査の説明書とすぐに検査できる試料（200回以上できます）をでお付けしす。自分や家族の水虫を調べてみることができます。コンデンサーレンズを下げて観るのがコツです。 ＊＊＊＊＊＊＊犬猫の糞のなかの寄生虫卵の検査や、消化具合の観察にもペットショップや動物病院でこの種の顕微鏡が使用されているようです。スライドグラスに少量の糞を載せてから、水を１滴たらしてカバーグラスを載せて押しつぶせば簡単に見れます。画像に１００倍のものを乗せました。消化具合がわかります。寄生虫の卵は見つかりませんでした。また、最近猫や犬の繁殖用に精子やメスの膣のスメアの観察にも用いられているようです。１００倍や４００倍で充分に見れますので、カバーガラスなしでスライドグラスにのせたままの観察も可能と思われます。 ＊＊＊＊＊＊＊取扱説明書はＣＨ－２用のコピーがあります。顕微鏡は上級者用ですが、シンプルで、操作は取り扱い説明書にしたがって取り扱えばそれほど難しくありません。使用方法等不明な点につきましてはできるだけフォローさせて頂きます。 ＊＊＊＊＊＊＊希望される方にはスライドガラス20枚とカバーガラスを50枚をそれぞれでお付けします。 ＊＊＊＊＊＊＊１００倍の対物レンズ使用時のオイルは純正ではありませんが、希望される方には３０ｍｌボトルをでお付けします。2００回以上使用できます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊写真に写っているものが全てです。 ＊＊＊＊＊＊＊高さは約４０ｃｍ、重さは約１０ｋｇです。 ＊＊＊＊＊＊＊顕微鏡で大切なのは、光学系がきれいなことで、したがってシャープな画像を観察でき、写真に記録できることだと思います。掲載の写真でご判断ください。 ＊＊＊＊＊＊＊簡単に分解した状態で発送予定で、すぐに使用できる状態ですので、受け取り後は整備や調整しなくても直ちに使用可能です。テスト用にプレパラート１枚差し上げます。顕微鏡のチェックがすぐ出来ます。 ＊＊＊＊＊＊＊ＣＨ４０ＬＦ１００型の顕微鏡は、初心者でも容易に使いこなせますので、格安の価格でのスタートです。お勧めです。 ＊＊＊＊＊＊＊ミクロの写真はいずれも３脚で固定したコンパクトデジカメ（Canon IXY DIGITAL １１１０IS ;１０００万画素）で接眼レンズから撮影したものです。 ＊＊＊＊＊＊＊最後に、細菌の検査に使えるかという質問が時々寄せられていますが、大腸菌などは２－３ミクロンですので、赤血球の２０－３０ミクロンや胃の粘膜細胞１０－５０ミクロンに比べ小さいので、染色して４００倍以上での倍率で観察がよいと思います。出来れば、BH-２のような解像度のよいもので１０００倍での観察がお勧めです。O-157大腸菌などは常在菌の大腸菌とは顕微鏡では区別できませんので、念のため申し述べします。 ＊＊＊＊＊＊＊ミジンコなどはかなり大きいので、４０、１００倍でカバーグラスなしで生きたまま観察できますが、さらに詳細に内部の組織などを見たいときはカバーグラスをのせてオイルをたらせば、１０００倍の世界も楽しめます。アメーバも細菌よりも大きく同様に観察できます。参考までに ＊＊＊＊＊＊＊接眼レンズを挿入する内径は２３．２ｍｍですので、例えばUSB顕微鏡デジタルカメラシステム1000（http://www.ureruzo.com/scope-1000.htm ）等を準備すれば、外径が２３．２ｍｍですので、いずれの筒にも接眼レンズをはずして挿入して観察できるようになっています。ＵＳＢ１０００は筒の中にレンズが入っていますので、途中に接眼レンズを介さなくてそのまま観察できるタイプのようで、医学部などの学生実習では片方の接眼筒に挿入してパソコンと連動して、モニターで観察しているところがあるようです。画像もパソコンに直接取り込めるようです。ご参考まで。 ＊＊＊＊＊送料の目安は、本州1500～です。